新婚旅行にニュージーランドを選ぶのは珍しいけど最高なハネムーンになった

新婚旅行と言えば、2人きりでゆっくりできるリゾートが人気です。私も新婚旅行はモルディブやハワイのイメージがありました。

私は「みんなが行ってるところに旅行しても個性がなくておもしろくない!」という、あまのじゃく根性で、新婚旅行はニュージーランドに決めました。

結論、自然好き、運転好きな新婚さんなら絶対に楽しめる国です。長期間休める滅多にない機会なので、ぜひニュージーランドを訪れてみてほしいです。

新婚旅行で選んでよかった理由を、撮影した綺麗な写真付きでご紹介していきます!

新婚旅行らしく、二人きりの時間をゆっくり楽しめる

ニュージーランドの旅は基本的に車旅です。大自然を満喫するには、長距離運転が必須です。運転が嫌ならニュージーランドはやめた方がいいでしょう。

でも、日本の都会とは異なり、広い車線でかなり自由な運転ができるので、ストレスは全くかかりません。車旅の魅力は、スマホに入れたお気に入りのBGMとともに、レンタカーで二人きりの旅を楽しむことができること。

私は、レンタカーで音楽を流すことなんて考えてもいませんでした。偶然、スマホに入っていた西野カナとウルフルズをエンドレスリピート。特に好きな曲だったわけではありませんでしたが、結婚して7年経った今でも、その時の曲が流れると、新婚旅行の楽しかった思い出がよみがえって、2人で思い出話に花が咲きます。良い思い出作りになったなぁと思います。

ただ、本当に二人っきりの時間ばかりで、東南アジアあるあるの、現地民との交流や、価格交渉やショッピングとか、人との触れ合いは記憶には残りませんでした。人については、嫌な印象も残っていないので、可もなく不可もなく「普通」の対応だったと言えるでしょう。

ドライブ中の「名もなき風景」が最高に美しい

ドライブ中の車からの景色をご紹介します。私がたどった経路は次のとおり。

シドニー経由でクイーンズランドへ着陸。クイーンズランドからレンタカーで、ミルフォードサウンド、マウントクック、テカポ湖、クライストチャーチを宿泊スポットとして、車旅しました。

その時の何気ない写真をご紹介します。ドライブするだけでこんなに楽しいとは思いませんでした。たくさんの思い出の残ったニュージーランド新婚旅行ですが、一番良かったなぁと思ったのはドライブだったかもしれません。

右ハンドルで運転しやすい!国際免許証は必要ない

「海外で車の運転」と聞くと不安になってしまう人も多いはず。私もほぼペーパードライバーで、海外での運転経験はゼロでした。

でも、ニュージーランドはイギリス系の国なので、日本と同じ右ハンドル・左側通行です。交通ルールに少し注意すれば、難なく運転できます。

もちろん夫婦そろってペーパードライバーの場合は、おすすめできません。でも、片方が運転好き、片方がほぼペーパードライバーくらいであれば、おすすめです。運転好きな方が、ちょっと疲れたときに、ペーパードライバーが運転してあげる程度のサポートで、楽しい旅ができます。

また、レンタカー屋さんにもよりますが、ハーツで予約し、免許証翻訳サービスを利用すれば国際免許も不要でした!国際免許証が必要な理由って、日本での運転資格があるという免許証の英語訳の証明だけなのです。日本の免許証が英語表記であればよかったのですが。

ニュージーランド運転の感想とレンタカー予約体験については、以下でまとめています。

会社勤めだと現役の間に行けるチャンスが少ない

ニュージーランドは日本から直行便でも10時間以上かかります。行くまでに時間がかかるうえに、車移動がほとんど。

ニュージーランドの大自然を楽しむのであれば、少なくとも1週間は必要になります。私たちは約2週間の新婚旅行でした。

土日休みのビジネスパーソンにとって、新婚旅行以外で2週間も連休をもらえることは少ないでしょう。たっぷりと時間をとってこそ、天気と勝負な自然と戯れることができます。疲れにも配慮した安全運転ができます。

一生の思い出になる絶景に出会える

ニュージーランドのメインは自然が作り出す絶景です。私が11月に見ることのできた絶景をご紹介していきます。

クルーズで野生のアシカやイルカを見る

ミルフォードサウンドという海と川の合流地点の入り江には野生動物がたくさん!!ペンギンも見れました。イルカもいるんですが、見れませんでした。でもペンギン可愛かったので良しとします。

天気が良ければよかったのですが、ほぼ晴れの日はないらしいです。私たちは泊りのクルーズにしたので、2日間チャンスはありましたが、晴れ間を見ることはありませんでした。

ただ、晴れると滝の水量がちょろちょろになるので、雨&くもりで迫力のある滝を楽しめてよかった!と、言い聞かせました。笑

ちなみに、クルーズではニュージーランドのアクセントが強くて、あまり英語の説明がうまく聞き取れなかったのが残念。また、小型の船で天気もイマイチだったので、泊りじゃなくてもよかったかな、とは思いました。

見にくいですがど真ん中にアシカがいます。

テカポ湖で世界一の星空を眺める

テカポ湖は世界でも有名な星空が綺麗に見えるスポット。星を見るための環境が整えられているので、街頭や町の光に邪魔されずに美しい星空を満喫できます。

写真が下手でぶれてしまっていて申し訳ないですが、写真でこれということは、目で見たら絶景なのは想像がつくのではないでしょうか!

マウントクックで空と地上から銀世界を楽しむ

登山が趣味じゃなくても散歩するだけでも楽しいマウントクック。山道を散策するのにはモンベルのトレッキング用シューズがおすすめです。私は普通の20代前半女性の半分も体力のないもやしだったので、シューズだけではなくトレッキングポールと呼ばれる、杖も購入。

そもそも、選ぶ道によりますが、一般市民用(登山家用ではない)は、激しい山道ではなく、子どもでも行けるレベルなので、そんなに心配しなくて大丈夫です。もやしな私でも、杖があれば余裕でした。

春でも雪がたくさん積もっています。陸で楽しむのが普通ですが、新婚旅行なのでリッチに空の旅にもチャレンジ。天気が良かったのでいい思い出になりました。

日の入りが遅い(日が長い)ので毎日を存分に楽しめる

ニュージーランドは、南半球の国です。そのため、日本の秋・冬は、ニュージーランドの春・夏になります。そして、緯度の違いから日本の夏よりも日が長くなります。

自然が魅力のニュージーランドでは、日が長ければ長いほどたくさん自然を楽しむことができるのです。日が落ちると真っ暗で、街頭すらない道もあるど田舎なので、冬は苦労するのではとも思います。

写真は野生のウサギ。カナダの食用的な巨大ウサギと違って、可愛い!!

ちなみに、11月にニュージーランドに行ったときは、日が沈むのが遅すぎて、テカポ湖での星をみるのに苦労しました。笑

治安がいい

ここまで書くと、気になる人は気になるかもしれないので、念のためお伝えすると、治安は全く問題ありませんでした。テカポなどは変な時間に星を見に行きましたが、写真家の人しかいませんでしたし、他の場所でも怖い思いをすることは一度もなかったです。

食事は記憶にないがマヌカハニーは忘れてはならない

食事は、まずくもないが、特別なものでもなかったと思います。高級ホテルからB&Bまで、さまざまな種類のホテルを渡り歩きましたが、記憶が皆無です。笑

ニュージーランド料理、とかって聞かないので、そういうことなんでしょう。もともとイギリス系の国ですしね。羊の肉も食べましたし、くさみがなくて美味しかったです。でも、イタリアでパスタが最高だったとか、フランスでパンがどうとか、そういう記憶はありません。

ただ、ニュージーランドではぜひ、マヌカハニーのすばらしさを体験いただきたいです。

日本でも売っていますし、現地でも高いです。でも、ニュージーランドに咲く花から取った蜂蜜しかその成分を持たない、マヌカハニーは、いいお土産にもなります。

B&Bに行ったときに教えてもらったのですが、ニュージーランドの人は薬代わりに使うそうです。医学的にもその成分のすごさは証明されていて、特別な殺菌成分で風邪のひきはじめにスプーン一杯食べると、治ります。口内炎とかも、でき初めにつけておけば、すぐに治ります。

怪しい健康食品とかサプリのようで恐縮ですが、「まあニュージーランドの名産のお土産だしちょっと高いけど~」という軽い気持ちで、騙されたと思って買ってください!ご家族へのお土産にもぴったりです。

私たち夫婦はニュージーランドの新婚旅行から、マヌカハニーを常備しています。笑
本当にのどの痛みの治りが早かったり、すばらしいので!

結論

色々書きましたが、新婚旅行でニュージーランドへ行くことをこれほどおすすめできるのは、11月はベストシーズンだった!!という一言にまとめられてしまうかもしれません。

本当に素敵な景色を見ることができ、一生の思い出になりました。11月に新婚旅行ができる人、運転と自然が好きな人にはぜひ、ニュージーランドに行ってほしいです。

新婚旅行のタイミングが限られる場合は、ベストシーズンの地域を選んでいくことが大切だと痛感しました。ベストシーズンは最高です。有名高級リゾートは常夏なので、旅行会社が宣伝しやすく、断続的に稼げるから人気になるようになるんでしょうね。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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