子どもが生まれると買うものがあります。家と車です。家については子どもが何人に増えるのかわからないのに、一人目で購入する背景は不明です。車はDINKSの私でもわかります。移動が大変だからでしょう。
DINKSは子どもを作りませんが、首都圏や関西圏で、公共交通機関が十分にある場合、車は必要なのでしょうか？我が家は車を持っているので、車のメリットデメリットを考えてみました。
結論から言うと、DINKSでも車は買うべきです。むしろお金に余裕のある、DINKSだからこそ、買ったほうが豊かになると言えます。その理由をここから紹介していきます！
・都会住みだし、車はコスト。夫婦２人なら電車で十分
・子どもがいないのに、車が必要とは思えない
・車が欲しいけど使い道の説明が見つからない
車のデメリットはお金がかかること
まずはデメリットからご紹介します。唯一にして最大の問題がお金がかかることです。車本体、車検費用、税金、ガソリン代、高速代、駐車場代がかかります。
我が家の場合は、車に数百万、車検20万/2年、税金5万/年、ガソリン1万5千円/月、高速代1万5千円/月、駐車場代2万/月くらいかかっていました。年換算すると約75万円かかっている計算になりました。
ちなみに、週末は車で毎週遠出しているので、高めかもしれません。
車検はディーラーに行くとお金がかかる
あくまで車は単なる乗り物ととらえている私の意見です。ディーラーに行くと、あれも、これも、悪いところを見つけては、数万ずつお金を取られます。額は小さいですが、結婚式の男性版のような気持ちです。今直さなくてもいいけど、直しておくと長持ちしますよ、と。
車検はディーラーではないところに行ったほうが、経済的だなと思います。
DINKSにとっての車のメリットはたくさんある
DINKS限定ではないかもしれませんが、私が車っていいなと思うところをご紹介します。書いていて思いついたのですが、最近はカーシェアという手もありますね。
週末しか使わないのであれば、カーシェアを活用して車を楽しむ方が経済的かもしれません。やや潔癖の私としては、清掃されているとはいえ、他人の乗った車は抵抗があります。潔癖でない場合は、都会ならカーシェアがベストチョイスな可能性が高いです。
どちらにせよ、車にどんなメリットがあるのか、ご紹介させていただきます！
一緒に動画を見て泣き放題・笑い放題
電車だと一緒に動画を見て、笑ったり泣いたりすることはあまりできません。でも車の中なら泣き放題、笑い放題です。何見てるんだろうと、覗かれる心配もありません。
一緒に動画を楽しむメリットは、2人の時間が楽しくなるというところです。DINKSも長くなると、付き合ったばかりのように、一緒にいるだけで幸せ♪とはなりません。同じ動画を見れば共通の話題ができます。見た動画について会話するのは、楽しいのでおすすめです。
どんな会話も人目を気にせずできる
電車の中で、家計の話や下ネタをふんだんに使って話す夫婦は滅多に見ません。笑 仕事の話も誰が聞いているかわからないので、気を遣って話さなくてはなりません。車なら、どんな会話も自由に話し放題です。たくさん会話して二人の仲がより深まります。
ただし、喧嘩もし放題なので、話が盛り上がりすぎて喧嘩しないように注意が必要です。（我が家だけかもしれませんが）
作り置きのための買い溜めがしやすい
DINKSは2人暮らし、共働きですよね。2人暮らし程度なら、1週間しっかり料理をしたとしても、買い溜め可能な食材で済みます。また、共働きなので、たくさん買って作り置きや冷凍をする家庭も多いでしょう。
車は一度に大量に運べるので、遠くのスーパーに行って、指を真っ青にしながら帰宅する必要がないのです。簡単に1週間分の買い溜めができて生活が楽になります。
倉庫代わりの荷物置きになる
駐車場代2万円払っているので、随分高価なレンタル倉庫です。
どうせ倉庫費用を払っているのなら、使いましょう。自宅にあって邪魔な大きなものの代表格として、ゴルフバックがあります。盗難リスクがあるかとは思いますが、車を倉庫代わりにして、ゴルフバックを置いておくと良いです。
あと、私は箱買いした水を車にもおいています。なくなれば車に取りにくればいいので便利です。車においておけば、ゴルフバックはそのままゴルフに行けるのでいいですよね。箱買いした水は、遠出の時にそのまま飲めます。水出しのお茶パックがあれば、ペットボトルにお茶パックを突っ込んで、お茶も楽しめますよ。
車中泊でホテル代わりにも使える
前述の通り、せっかく車を買って、いろいろ払っているのなら使わなきゃ損です。車は車中泊のホテル代わりにもなります。
私は、旅行に行ったら思いっきり観光を楽しみたいタイプ。ホテルはただの寝床です。料理付き旅館は別ですが、寝るだけのところに、1万円も払いたくありません。そんな感覚に共感できる方には車中泊がおすすめです。
しかし、夫が結婚前に買った車は、セダン。車の高さがない、平べったいやつです。幸い、3ナンバーという横幅は広い車だったので、後ろの座席を倒すと布団が一枚敷けます。布団を敷けば、シングルベッドに2人で寝たのと同じ環境は確保できます。※ただし天井が低い。高さのある系の車（ノアやオデッセイなど）だったら、もっとホテルにしやすいと思います。
我が家の車は車中泊に不向きな車ですが、GWに九州1周したり、夏休みに東北1周したり、車中泊で楽しませてもらいました。楽しくはないです、経済的なだけです。
車中泊はマナーを守ろう
車中泊は、人気になりすぎてマナーの悪い人が増え、車中泊者の多い道の駅の一部では、禁止するところも出てきてしまっています。
国土交通省によると、道の駅はドライバーのための休憩施設なので、宿泊は遠慮してほしいとのこと。法律違反とかではないんですね。（長期滞在とかはだめだと思います）個人的には、マナーを守って、禁止ではない道の駅に泊まるのは問題ないと思っています。
マナーとは、例えばごみを捨てない、騒がない等です。我々は夜に来て、日が昇るタイミングで出ていくので、あまり迷惑はかけていないはず・・・。
お風呂は、温泉を楽しめる
旅先の各地にある温泉で500円とか払って温泉に入って一日の疲れを洗い流すことができます。温泉地であれば、宿泊すれば数万取られる旅館の温泉も、日帰りならワンコイン。温泉地でなく都会でも、スーパー銭湯などがあるので、お風呂探しに苦労することはありません。
美味しいご飯を楽しめる
ホテル代は1泊安くても1万円。と思って、1万円くらいの美味しいご飯を食べます。節約生活をしたいわけではなく、無駄なく楽しみたいので。
寝るだけのホテルに1万は無駄、1万円のご飯は無駄じゃないという考えです。1万円浮かせている気持ちになるので、数万で食事してもちょっと得した気持ちになれるのが最高です。
寝る場所探しには苦労することも
前述の通り、寝るときは道の駅で寝ることが多いです。なぜなら、先輩（車中泊する他の人）がたくさんいるからです。誰もいない道の駅で寝たこともありますが、非常に心細い。夫と二人での旅ですが、怖い気持ちになることもありました。
道の駅には先輩がたくさんいるので、安心できます。皆さん自分の生活（宿泊）のために必死なので、周りに見向きもしません。覗かれるとか、そういうこともないですし、ただただ、人がいることの安心感。
ただ、一部の道の駅では車中泊を禁止していたりもするので、そういう駅にあたってしまったら、暗くても移動しなくてはなりません。好きなところで寝れるのも車中泊のいいところですが、いい寝床探しに苦労するというデメリットもあります。
結論、車はおすすめです
DINKSであれば経済的に余裕のある夫婦が多いと思います。無駄なお金をかける必要はありませんが、寝たり、食べたり、移動したり、倉庫にもなる車は、あれば案外便利です。
2人っきりで周囲を気にせずに会話をすることで、二人の仲はより深まること間違いないはず。車を売りたいわけではありませんが笑 人生を豊かにするアイテムとして、子なし夫婦にも車は必要だと私は思います！
最後まで読んでくださりありがとうございました！