効率的に家事をして、仕事や二人の時間に割きたいと思う2人におすすめの効率化アイデアをご紹介します。
DINKS夫婦になった理由は人それぞれだと思いますが、自分たち中心の家づくり、家事ができることは共通しています。もちろんDINKSでなくても活用できますので、カップルで同棲予定の方も参考にしてみてください。
ハンガーポールスタンドで床をきれいにする
共働き夫婦が大切にするべきポイントの一つとして、当たり前のことですが、家をきれいにキープすることが重要です。
家をきれいにキープするためのポイントの一つが、「床」です。
床が散らかると以下のようなことが起きてしまいます。
・床のモノが邪魔で掃除がしにくいから掃除しないという、悪循環ができる
・モノが見つからなくて、探し物に時間がかかる
・精神的にも掃除ができていないというストレスに追われる
床をきれいにするためのお役立ちアイテムが、ハンガーポールスタンドです。ニトリやホームセンターなど、どこにでも売っていますし、数千円で買えるのでお手軽な商品です。
具体的なハンガーポールスタンドの使い方
まず、2つのハンガーポールスタンドを用意してください。1人1つを「マイハンガーポールスタンド」にします。
そして、なるべく玄関に近いところに置いてください。
帰宅時はリビングに入る前に、上着、カバン、帽子などすべてマイハンガーポールスタンドに置きます。
ぐちゃぐちゃでもいいので、とにかくマイポールに置きましょう。
それを夫婦のルールにしてください。2人で約束を守ってポールに片付けしましょう。
仕事や外出から帰宅すると、疲れていて、つい物を床に置いてしまいがちになります。床に置けば置くほど、家が散らかってしまいます。散らかり始めたら、悪循環は止まりません。
まずは散らかし始めないために、玄関になんでも置いてきてしまえばよいのです。
フローリングだけにして、クイックルワイパー
過去の慣習から、キッチンやリビング、玄関に「ラグは必須」だと思っていませんか?
私も実家はカーペットがある家だったので、要所要所に布がある家が「普通」だと思っていました。
でも、カーペットは掃除するのに掃除機が必須です。段差のせいで、ルンバ等のロボット掃除機がうまく機能しない、つまづくリスクがある、飲み物をこぼすと汚れ落としが大変など、デメリットが多いです。
ここは思い切って、布類を床に敷くのをやめてみてください。
想像以上に快適です。
ただし、キッチンは水が飛んで濡れて、「足が濡れて気持ち悪い」となるので、足元に雑巾を用意する必要があります。「キッチンにはラグがあってもいいかも」というのが、正直な気持ちです。ただ、一度ノミが1匹出たことがショックで、私はラグ生活を卒業しました。
布類を捨てたら、あとは掃除はクイックルワイパーで解決できます。掃除機が不要とは言えません。ただ、フローリングだけであれば効率的に、クイックルワイパーだけで一定の掃除は可能です。具体的には、毎日クイックルワイパーを廊下に置いて気が向いた時に使う。そして、週に1回掃除機をかけるので、十分床が綺麗な状態を保つことができます。
作り置きスープの冷凍で効率的&ヘルシーに
共働きの家事は効率的である必要があるとともに、健康が重要です。健康を維持するには、バランスの取れた食生活が必須です。
健康に必要な食生活はDINKSに特にありがちな、コンビニ飯や冷凍食品、外食では守れません。
コンビニのご飯や冷凍食品、外食はどんな素材が使われているか、わかりません。よくクッキーを作ったりするときに「こんなにバターと砂糖を入れるの!?」と驚くのと同じです。すでに作られている食べ物は、作る過程が見えないから、怖いのが分からない状態です。
自分で作らないからこそ、普段は入れない量の塩が入っていたり、謎の保存料が含まれていたりします。調理する人が、不衛生な床に落としたものを、そのまま使っていたって、わかりません。たとえ、健康を謳った食品も、全然ヘルシーじゃないなんてこともあるので、注意してください。
自分で知っている食材で、自分で作るのが一番安全安心です。
でも、忙しい共働き夫婦に平日食事を用意する時間がないですよね。
おすすめなのが、土日の作り置きです。あれこれおかずを作っていた時代もありましたが、それは面倒になり時とともに廃れました。続けられたのは、土曜日に野菜と肉を入れ込んだスープを大量(6リットル圧力鍋を使用)に作り、冷凍して一週間の栄養とする取り組みです。タッパーに入れておけば、そのまま食べられてなお効率的です。
味飽きしたら、カレー粉やスパイス、調味料を振ってカスタマイズできるように超薄味というかほぼ無味で調理するのがポイントです。野菜と肉の本来のうまみが出て、外食三昧で舌が狂っていなければ美味しいと感じられるはずです。
ちなみに、人の舌は「28日間」薄味に耐えると、薄味でも美味しいと感じられるようになるそうです。「薄味なんて!」と思う濃い味派の人は、一度試してみてください。今は濃い味で塩分たっぷりでも健康かもしれませんが、超長期的視点で考えると薄味で生きたほうが、絶対に健康に暮らせますよ。
洗濯は金曜日の夜にまとめて実施
洗濯の頻度って、どれくらいですか?
大家族ではできない御業ですが、2人暮らしであれば1週間分の洋服を7kgの洗濯機で洗うことが可能です。
おしゃれ着と普段着と分けても、2回の洗濯で済みます。脱いだ服はぐちゃっと洗濯籠に放り込んで、1週間に1回、金曜日に洗うことに決めてしまいましょう。
残業が長くなってしまいがちな金曜日でですが、家事も仕事も一気に片づけてしまうことで、気分のいい週末を迎えましょう!
袖物やバスタオルを干すときのハンガー
ニトリのワンタッチスライドアームハンガーがおすすめです。
バスタオルや袖物はこれにかけることで、物干しスペースが狭い浴室乾燥機派の方も効率的に洗濯ができます。
また、取り込み時もつまみを押すだけで、首元からTシャツなどはすっと落ちてくれるので、取り込みも簡単にできます。
引っ張って取り込めるハンガー
こちらもニトリの商品です。下着系はこちらにぶら下げることで、洗濯ばさみをつままなくても、引っ張って取り込むことができます。
同じエリアに似たような下着を干しておけば、一気に引っ張って一気に取り込むこともできるので、重宝しています。
畳まない
洗濯物って畳まないといけないと思っていませんか?確かに、スーツやシャツがしわしわなのは、みすぼらしいので社会人としてNGです。身だしなみは、ビジネスパーソンの基本なのできちんとしておきたいです。
でも、下着や靴下は、しわが誰かに見えるでしょうか?そもそも、着用するときに伸びるタイプのものが多いので、「しわ」という概念あるんでしょうか?
洗濯物は畳むものという概念を捨てることで、無駄な時間が減ります。
具体的には、以下のようにすることで効率的に暮らしています。人によっては、「堕落しすぎてありえない!」と思うかもしれませんが、私たち夫婦はこれで無駄な時間が省けて、大満足しています。
・下着や靴下は畳まない。大体引き出しのこの辺に入れると決めて、そこにつっこむ。
・しわになってほしくないシャツなどは、干したときの7連ハンガーにそのままつるして、縦にしておく。
・干しっぱなしだとのびるニットなどだけ、たたむ。
食洗器を活用して皿洗い家事を無くす
食洗器は「なくても何とかなる家電」だからこそ、購入を迷う方も多いと思います。でも、2人でしっかり稼いでいるDINKS夫婦であれば、使って損はしません。
家事の分担はもめごとになりやすく、分担をきっちりしても、もめます。例えば、自分が繁忙期で、相手が余裕のように見えるとき、「分担じゃないけど、それくらいやっておいてよ!」と喧嘩になったりするものです。
・家事が減れば、喧嘩も減る。
・食器あらわなきゃ、という精神的ストレスも減る
・クエン酸入りの粉洗剤なら、手で洗うよりピカピカになる(茶渋も落ちる)
1日1回の稼働なら、水道代やガス代も、大きな変化はありませんでした。水道代はそもそもが安いので気にしたことがないですが、むしろ食洗器を使ったほうが水道代節約になるそうです。
キッチンの置く場所に余裕があるのであれば、できるだけ大きいものを買うといいです。なぜなら、鍋やフライパンをそのまま突っ込むことができるのが、便利だからです。
デメリットも上げるとすると、お湯を使って洗い流されるので、ガス代のことは考える必要があります。
あと、食器を洗うことはなくても、食洗器に入れる作業が地味に面倒になります。
洗濯同様に、食洗器にいれたものは、次の食事でまた使うので、食器棚に入れたりはあまりしません。ミニマリストではないですが、食器も最小限にすることで、何の食器を使うかなど考えずに効率的な生活ができています。
最小限の食器にするなら、以下がオススメです!
・500mlに近い大きなコップ:何度もキッチンに行かずにたくさん飲める
・コレールのカレー皿:ご飯もスープもおかずもこれに入れればいい
・調味料用の小皿:味見にも使える
まとめ
家事効率化はDINKSの基本です。
専業主婦時代の当たり前は壊して、最低限の家事、最低限のグッズを揃えて、効率的な家事をすることで、時間を有効に活用できます。そして、余った時間で、夫婦円満な家庭を築きましょう!!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!