ニュージーランドは基本的に、車社会です。
旅客鉄道が発達しているのは、北島の首都・ウェリントンとオークランドだけ。
基本的に鉄道の役割は貨物(人ではなく荷物だけ運ぶ)で、日本のようにあちこち旅をするために、電車が使えることはありません。
特に、私たちは南島だけの新婚旅行だったので、車がないとどこにも行けません。
緊張しながらも初の海外ドライブでしたが、とても快適で楽しい旅ができたので、ニュージーランドでのレンタカーの予約方法と運転についてご紹介していきます!
ニュージーランドで初めての海外運転
海外で運転、と聞くと不安な方は多いのではないでしょうか。私たち夫婦も海外での運転経験はゼロ。少し不安はありました。
幸いニュージーランドは日本と同じ右ハンドル!日本人にとっては運転しやすい環境で、実際のところ問題なしでした。
日本と異なるルールはごくわずかなので、後でご紹介する交通ルールを少し気を付ければ、快適ドライブ旅行ができます。
ちなみに、旦那は運転好き。
私は3か月だけ毎日運転していたころがありましたが、ほぼペーパードライバーのようなものでした。
そんな2人で大丈夫だったので、片方が運転好きならOKなはずです。
レンタカーは空港から空港で乗り捨て
乗り捨て可能なレンタカー会社を選べば、同じ道を戻ることのない旅程で旅行できます。基本的に空港にあるレンタカー会社は、全て乗り捨て可能です。
私たちは、南島のなかでも南にある「クイーンズタウン」から入国し、「クライストチャーチ」から帰国しました。
総移動距離約500キロ。
東京から大阪までと同じくらいですので、大したことはない距離ですね。この距離の間に様々な観光地に寄りながら、ゆったり旅したので疲れることもなく、安全運転できました。
クイーンズタウンからクライストチャーチの間には、有名な観光地のマウントクックやテカポ湖があるので、個人的にはおすすめなルートです。
クイーンズタウンまでは日本から直行便がないので、オーストラリアなどで乗り換えが必要になりますが、その手間を含めたとしても良いルートだと思います。
長距離ドライブとはいえ、日本の高速道路とは違って、景色が次々に、大きく変わります。そのため、退屈することなく、終始ドライブを楽しむことができました。
ニュージーランドでは、高速道路ではなく一般道ですが、日本の高速道路のようなものですので、ご安心を。
ニュージーランドでの運転は国際免許証も不要
レンタカー会社によっては、国際免許証が不要な場合があります。
国際免許証をわざわざ作るのは面倒な方は、ハーツレンタカーを利用してみてはいかがでしょうか。
他にも国際免許証を作ってくれるサービスはあるかもしれませんが、私が実際に利用して不快なところがなかったので、ハーツレンタカーについてのみご紹介します。
ハーツレンタカーで国際免許の代わりの書類を無料発行
ハーツでは一定の国では国際免許の代わりとなる書類を「無料」で発行するサービスを行っています。
私が利用した2016年には、有料かつ郵送だったのですが、2018年には「無料」、オンラインで取得可能になっていました。競争が激しくなってきたのでしょうか。
これを利用すれば、国際免許をわざわざ取得しに行かなくても、よくなります。とても便利なサービスですね。
ちなみに、ハーツは「料金が高い」レンタカー会社だと言われています。私は、トヨタのSUVを5泊で455NZD(約36,000円)でレンタルしました。ガソリンは最後に満タンにして返却するシステムです。
高いだけあってか、車は弱潔癖な私でも、不快なところが全くない綺麗さ(清潔さ)でしたし、当然、整備不良もありません。私は次にニュージーランドに来るときも、きっとハーツで借りるでしょう。
なお、ネットで調べていたところ、「アップグレードをサービスかのように勧められたけど有料だった」というコメントがありました。
英語力にもよるのだとは思いますが、アップグレードサービスを案内されたら、無料かどうか確認してみましょう。(私も注意していたのですが、薦められることもありませんでした。)
余談ですが、国際免許証は「日本での免許証を正確に翻訳しています」という証明のようなものだそうです。
つまり、日本の免許証に英語を併記してくれれば、それで済む話ということです。日本は、発行手数料で儲けたいんでしょうかね。
移民の受け入れ条件を緩和する政策の一環として、2か国語表記にならないかなぁ。
ニュージーランドで気を付けたい運転ルール
右ハンドル、km表示ということで、日本人にとっては最高に運転しやすい環境です。
基本的に日本運転ルールを守ることを前提で、追加で知っておく必要があった交通ルールは以下の通りです。
- 指定のない地方の公道:時速100km以内、市街地:時速50km以内。
- 左折優先のルールはない。
- GIVE WAY標識:交差点での直進優先のマークです。
- ラウンドアバウト:右から向かってくる車に道を譲ります。進行方向は時計回りです。つまり、ラウンドアバウトに入ったら左折するということ。これだけは、特殊なので注意が必要です。すぐになれますが、ルールを覚えておきましょう。
なお、ニュージーランドでも、携帯電話を手に持っての運転は違法になります。
調べれば日本と同じなんだなぁとよくわかるので、ぜひ「Driving in new zealand」もご確認ください。日本語訳もついています。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
新婚旅行のオススメ理由と感想のまとめを以下の記事で紹介していますので、こちらもぜひ見てください!