掃除機を使うたびに焦げ臭い異臭がするようになって、買い替えを決断しました。でも、掃除機って意外と高いですよね。買うときにも、家電量販店で試しに使ってみても、家と環境が違うのでなんだかわからない。
私は、普段から高くても、ちょっと良いものを買いたい！と品定めするのですが、今回は偶然の出会いからおすすめしたい掃除機に出会えたのでご紹介します！
ふるさと納税でゲットした日立の掃除機（CV-SP300J(N)）が、使いやすくて良かったです。もちろん、良いところだけではなく、イマイチなところもお伝えして、皆さんの購入の判断のきっかけになればうれしいです。
ご参考までに私の状況を先にシェアさせていただきます。特に以下に当てはまる方にはぴったりな掃除機かなと思います。
- 60平米・賃貸マンション
- 求めていたものは、「普通に、手軽に」掃除ができること
- ロングヘアなので髪が絡まないとうれしい
ダイソンと比較すると圧倒的に好き
私には、日本メーカーで働く身として「国産メーカーを買いたい！」というポリシーがあります。ダイソンを使う機会を得られたのは、良い経験でしたがダイソンの掃除機は全然ダメでした。好みがあると思うので、ダメというより私は嫌いでした。
ダイソンを使うことになった経緯としては、掃除機を日立に買い替える前に、「義実家で使っていないダイソンがある」ということで、ダイソンのコードレス掃除機をお借りすることになったのです。これで良ければ、掃除機は購入せずに済ませたかもしれません。
ダイソンを使ってみた感想は、いまいち
重い、動かしにくい、そしてうるさい。
頭の部分が動かしにくいうえに、分厚いので小さなスキマの掃除ができません。また、想像以上の吸引音です。掃除機を調べているときに「静音はどうでもいい」と思っていましたが、これはダメだと思いました。また、コードレスは、持ち手の部分にモーターが来るので、顔に排気の風が当たるのも嫌でした。
義母にも、「せっかく頂いたのですが・・・」と上記の話をしたところ、「私も動かしにくくて使わなくなっちゃったのよね笑」とのことでした。外国の家の事情と日本は大きく違うので、家電は日本製であるべきですね。
余談ですが、中国のとある地域で、日本の洗濯機は壊れると苦情が殺到。なぜかというと、芋を洗濯機で洗っていたそうです。そりゃ壊れるだろう、と思いますが、国によって当たり前は違うという一例でした。私が嫌だった「狭いところの掃除ができない、音がうるさい」は、イギリスにとっては「そんなこと掃除機に求めるの？」ということなのでしょう。
ふるさと納税で日立の掃除機をゲット
ダイソンはダメとわかったものの、じゃあ何にしよう？家電屋さんでいろいろ試しましたが、重さの違いくらいしかピンときません。何より、各社よさそうな掃除機は数万円とお高めで迷っていました。
ちょうど年末に差し掛かる時期で、ふるさと納税の品を検討していたタイミング。何気なく掃除機と検索すると、日立市で日立の掃除機が返礼品に！！
12万円のふるさと納税で、35,000円の掃除機が実質2,000円！機能を調べても、レベルの低い劣化版のような掃除機でもない様子。これは買うしかないと思い、即決しました。日立は創業当初はモーターの会社だったこともあるので、掃除機はあまり聞かないけど強いはず！
ちなみに、コードレス掃除機もふるさと納税の選択肢にありましたが、コードレスにはしませんでした。
コードレス掃除機にしなかった理由
コードレス掃除機は家が広かったり、一軒家の人には階段など便利かもしれません。でも、ダイソンを使ってみたうえで、コードレスはマンションの私には不要なものだと考えました。むしろデメリットが多い。
- 軽くなったとはいえ、手にかかる負担は大きい（重い）
- 充電が面倒
- 長く使うと、充電池がダメになって使える時間が短くなる
- 排出された空気が顔に当たる可能性があるのが嫌（クリーンなのは承知の上で）
【サイクロン式】日立の掃除機 CV-SP300J(N)の良かった点
ふるさと納税でゲットした日立の掃除機の良かったところをご紹介します！あくまで個人の感想を書きますので、掃除機の機能はぜひ公式ホームページからご覧ください。
ゴミくっきりライトで埃が見えるのは気持ちいい
日立の掃除機は、緑のヘッドライトで埃が見えるのを機能として推しています。私は「どうでもいい機能」だと思っていました。
しかし、実際に掃除をしてみると、暗いときも明るいときも、ほこりやゴミがあるのが目に見えてわかる！そして、それを吸い込めるのは、非常に気持ちいいことに気づきました。ライトがないとゴミがないように見えるところも、ライトで照らすと埃が見えるので「しっかり家をきれいに掃除できる」感じが良かったです。
これが、私が一番（期待してなかったけど）魅力的だと思った機能でした。
パワーヘッドで勝手に前に進んでくれる
前の掃除機も同じ機能があったので、個人的には当たり前だったパワーヘッド。
スイッチを入れるだけで、自動で前に進んでくれるので、身体への負担が軽くなります。すいすい掃除しやすい！掃除機によっては付いていないものもあり、そちらのほうが安価ですが、私は絶対に必要な機能だと思っています。
ヘッドが平らになるので狭いところも得意
ダイソンと違ってヘッドの部分が薄く、平らになるので、ベッドの下なども簡単に掃除できます。当たり前のことだと思っていましたが、ダイソン時代に入らなくて苦労したので、ありがたみがありました。
また、コードレスではないからこそ、持ち手は非常に軽いので、テレビ台の後ろなど狭くなったところに、掃除機を突っ込んで掃除するのも簡単です。
音がうるさくない
個人的には、ダイソン以外はそこまでひどくないものと思っています。ダイソン以前のシャープの安物掃除機より、音は静かになったと思います。マンションで使っても気になりません。
うるさい、うるさくないは、感覚的なものが強いので、人によって感想は違うと思いますが、ダイソンよりは圧倒的に静かなのは確実です。（アンチダイソンすぎてすみません・・・笑）
排気がクリーン
99％がフィルターでクリーンにされてから排気されるので、掃除機から出る空気もクリーンらしいです。これはどこも似たようなものかもしれませんが、せっかく掃除しているのに、ほこりが排出されていたら不愉快なのでありがたいです。
サイクロン式なのでゴミを出すのも簡単
サイクロン式ならどれも同じだと思いますが、ごみを捨てるのも簡単です。ワンタッチでパカッと下が開いて、ごみ箱に直接捨てられます。掃除が終わる度にゴミ箱に捨てています。
ゴミ箱へ捨てずに掃除し続けていたら、ロングヘアの髪の毛が上の方に絡まっていてハサミで切るのが面倒だったのでお気を付けください。毎回ゴミ箱に捨てるようにしてからは、大丈夫でした。
【サイクロン式】日立の掃除機 CV-SP300J(N)の悪い点
ダイソンの使い心地が悪かったので、大満足な掃除機でした。もやっとした点もあるのでCV-SP300J(N)のデメリット・ダメなところをご紹介します。
からまんブラシは大したことない
私がこの掃除機に期待していたことのひとつに「からまんブラシ」という、髪の毛がからまりにくいヘッドの仕組みがありました。これはパナソニックも最近推していて、各社仕組みは違うようです。
男性はぴんと来ないかもしれませんが、ロングヘアの女性の髪の毛は、掃除機にやたら絡まります。掃除機のヘッドを見たら、髪の毛だらけになっていてびっくりすることも。いちいちヘッドにハサミを入れて、チョキチョキ切って処理しないといけないのが面倒です。
さて、そんなことが起きません！とは語っていない、からまんブラシ。「絡みにくい」と控えめな表現の理由は、やはり機能しませんでした。残念です。普通に髪の毛は絡まります。チョキチョキ必須です。
これはこの掃除機の問題ではなく、全ての掃除機の抱える問題なので仕方ないですね。パナソニックの絡まない掃除機も気になりますが、掃除機のさらなる進化に期待します。ちなみに、ロボット掃除機も足となるローラーの部分にめちゃくちゃ髪の毛が絡まって、大変な目にあいました。ロングをやめるのが一番かもしれません。
ロングヘア対策としては、クイックルワイパーの併用で、毎日クイックルワイパーで髪の毛は回収。掃除機は週に1回かけることにしています。
コードの回収の勢いがすごい
これはダメなところではないのですが。どの掃除機にもついている、ボタン一つで掃除機のコードをくるくるっと回収できる機能。あれの機能が強すぎて、コードの端が手にぶつかってケガをしたことがあります。
当たり前のことかもしれませんが、電源コードを抜いたらそのまま端っこの頭の部分を手で持って、回収ボタンを押すようにすれば、ケガはしないのでご安心を。
まとめ
日立の掃除機CV-SP300J(N)は、総じて私としてはお気に入りの掃除機になりました。
掃除機は毎日の生活の必需品の割に、比較的高額なお買い物です。日立のCV-SP300J(N)なら、ふるさと納税で購入できるうえに、使い勝手も良いので、読んでくださっている皆さんにもおすすめしたいものの一つとなりました！
特に、緑のゴミくっきりライトはオススメ機能。普通の掃除機にも今は付いてるのでしょうか？ライトで照らして、普通は見えないほこりもきれいに掃除できるのはうれしい！ということで、家族にもおすすめしています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました！