ベトナム・ハノイから日帰りでも行ける世界遺産のハロン湾クルーズは、ハノイに行くなら必須の観光地。
せっかくならリッチにクルーズ体験がしたい!と思い、お金は気にしない決意しました。最高級(?)アザレアクルーズの体験を、時系列で乗船からハノイに戻るまでを写真付きで、全てご紹介します!
全てのアトラクションを休むことなく体験しましたが、どれも面白くてとっても良い1泊2日になりました。
運営会社は安心の大手オーキッドと同じ会社
アザレア(Azalea)のクルーズは高級クルーズ大手のオーキッドと同じ会社が運営しており、安心・安全です。
宿泊クルーズは、最悪の場合は命にかかわるので安全な船を選びたいですよね。実際に事故もあるようですし。(この系列ではないです)
だったらオーキッドでいいでは?というところですが、みんなと同じはちょっと面白くない。かつ、オーキッドよりもアザレアは新しい船なのです。綺麗・快適にワンクラス上のクルーズ体験ができます。
待合室が豪華
高級クルーズが高いのは良しとしよう。1泊2日・2人で4万円です。ただ、クルーズまで向かうバスに1人60ドルも出したくない!私たちはクルーズの送り迎えのサービスを利用しませんでした。結果、どんな大冒険があったかはこちらの記事でご紹介してます。
個人で移動した結果、集合時間の2時間前に到着。でも大丈夫!綺麗な待ち合い室でクルーズの出発をゆっくり待つことができます。
Wi-fiが快適に使える環境で、出してもらったウェルカムドリンクを飲みながらのんびり待機。トイレもピカピカ綺麗でした。トイレが綺麗なのはとてもうれしいです。オーキッドと同じグループの会社が運営しているので、オーキッドの待合室と隣に合わせになっています。
ドブ色のハロン湾
衝撃的だったのがハロン湾の水の色ハロン湾のレビューで「海が汚い」と書かれていましたが、事実でした。港の海はどぶのような色。
こんなところでカヌーとか絶対しない!水がちょっとでも顔にはねたら無理!と心に決めてクルーズへ。
小型の船に乗って、クルーズの大型船に乗り換えです。ライフジャケットを着用しながら、小型の船から大型のクルーズに乗り換えます。
船に到着すると、既に船員さんが待っていてくれて、にこやかで丁寧なあいさつで、私たちを迎えてくれました。船の安全管理やクルーズの流れについての説明を受けたあとは、ランチタイム。
バイキング形式でベトナム料理を中心とした、様々な料理が楽しめます。
フルーツもたくさんあります。普段はお腹が痛くなりそうなので、途上国で生のフルーツは食べない私。ここまでのクリーンな雰囲気に誘惑されて、思い切って剥いたフルーツをチャレンジしてみました。
結果的に、お腹が痛くなることはなく大丈夫でした。綺麗なクルーズを選んでよかったです。ランチの後は、自由時間。部屋で休んだり、船の上でのんびりしたり、ゆっくり1時間を過ごすことができます。
船の上はこんな感じです。
部屋からもハロン湾が楽しめる
部屋の中は広くはなく、ビジネスホテルのようにベッドがあるだけです。ただ、部屋のカーテンを開けると大きな窓からハロン湾が見れます。
バルコニーもあるので、暖かい季節だったら外でくつろぐのもありでしょう。
きれいな海でカヤック体験
このクルーズでは、カヤックの体験が無料でできます。先ほどドブのような海と表現しましたが、船が進むにつれて、海がきれいになります。
カヤック体験の場所は、透明度の高い綺麗な海でした。きれいな海であることを目視で確認したうえで、私たちもカヤックを体験することに。
カヤックは海面から景色が楽しめるので、先ほどの大型船からの景色よりも壮大な景色を味わえます。スマホにひったくり防止のストラップを付けていたので、海にスマホが落ちる心配をせずに写真を撮ったりできました。
カヤックの行き先はビーチ
カヤックでぐるっとして船に戻るのではなく、ちゃんと行き先があります。
小さな砂浜になっているところで、海が透明で綺麗!というほどではありませんが、砂浜で遊ぶことができます。
私は寒かったので、岩場で貝やカニを見ながら過ごしました。いろんな生き物がいてかわいかったです。ビーチサンダルは部屋に用意されていて、タオルは乗務員さんが渡してくれます。至れり尽くせり。
ディナータイム
ベトナムはフランスの植民地であったことから、フランス料理に定評があります。美味しいフランス料理的なディナーを楽しめました。
ディナーの後は、また自由時間ですが、希望者は次のような体験ができます。
春巻き作り体験
まずはお手本にシェフが春巻きの作り方をデモンストレーション。
その後、希望者は春巻きを作る体験ができます。参加したのはクルーズに参加していたグループの半分、4組ほどでした。
春巻き作りに参加する人も、春巻きづくりを見学する人も、全員で揚げ春巻きを試食できます。
潔癖な私も安心の手袋完備、揚げるときも触られたりという不快なことは一切なく、とても気持ちよく試食できました。
ハッピーアワー
1部屋につきワンドリンク無料になる、ハッピーアワーの時間があります。1人ではなく、1部屋なのでお気を付けください(2つ頼んだら安いほうが適用されます)
イカ釣り体験
メインイベントではないのは承知の上で、とても楽しみにしてたイカ釣り。
船によってはないところも多く、イカ釣りができるのがこのクルーズの決め手になったりもしたくらいでした。笑 メインイベントでもないので、参加者は我々夫婦と男の子だけ。
イカ釣りの釣り竿は、木の棒に糸が垂らしてあって、先に針の付いたルアーがある質素なもの。ハンター×ハンターのゴンが持っているような釣竿でイカ釣りを体験ができます。
釣れたイカは逃がしてあげるか、次の日の朝食で食べるかを選べます。
インストラクターがいるわけではないので、のんびり自由にイカ釣り。
我々は1時間ぐらい粘ったのですが、残念ながら一杯も釣れませんでした。しかし、隣の男の子は釣り上げていたので、全く釣れないというわけではありません。
早朝に太極拳体験
一泊して朝になると、希望者は朝に太極拳を教えてもらえます。
朝日が昇る中、船の上で太極拳をするのは、とっても気持ちよくて良い経験になりました。天候が良かったのがラッキーでしたが、朝日の中でストレッチするのは最高でした。
手漕ぎボートで洞窟をくぐるミニクルーズ
手漕ぎボートでもハロン湾を楽しむアトラクションがあります。これは自分の手でこぐのではなく、船頭さんがそれぞれの船について、漕いでくれます。
洞窟のような穴を通っていくようなアトラクション形式になっているので、もうハロン湾見飽きたんだけど。となることなく、楽しめます。
カヤックとの違い
・自分で漕ぐ必要がない
・他のグループと一緒に船に乗る
・洞窟をくぐる
・景色をのんびり楽しめる
Tea ceremony
最後に船のマネージャーさんと一緒にTea ceremonyを楽しみます。ベトナムの緑茶とお菓子を食べながら、マネージャーさんの説明を聞く時間です。
ベトナムのお茶は日本の緑茶と異なり、非常に渋~く日本の緑茶と思って飲んだら大変です。
日本で緑茶をよく飲むタイプですが、日本の緑茶とは味が全然違います。美味しいかというと、おいしくはありませんでした。笑
クルーズ終了
小さな船に乗って港に戻ります。帰り道は港からハノイ旧市街に戻る、送迎サービスを利用しました。
片道なので半額の1人30$。大きめの車でハノイまで送ってくれるので、快適です。港からハノイは遠いので、時間もかかりますが、ほぼ寝て過ごすことができる快適さでした。
個人手配で冒険しながら目的地に向かうのもいいですが、帰りはアトラクション楽しみすぎて疲れていたので、送迎サービス万歳でした。