ベトナム|ハノイから陸の世界遺産|チャンアン&タムコックへ日帰りバスで楽しむ方法

12月にハノイから夫婦で日帰りで、世界遺産のチャンアンへツアーなしで行って来ました!

ハロン湾もよかったですが、個人的にはこちらのほうがザ・観光地という空気が少なくて、気に入りました。行ってみてよかった世界遺産のひとつです。

チャンアンとタムコック共に『チャンアンの景観関連遺産』という世界遺産です。

どちらに行くか迷ったのですが、タムコックはお土産の押し売りが激しいことで有名なので、今回はパスしました。行く気になれば、朝5時にハノイを出れば、日帰りでも両方楽しめるみたいです。

ツアーではなく個人旅行でどのようにして私たち夫婦が向かったのか、行き方についてご紹介します。

チャンアンとタムコックとは

チャンアンとタムコックは、ハノイから日帰りで行ける世界遺産です。英語だとTrang An、Tam Cocと書きます。

陸のハロン湾と呼ばれており、カルスト地形の景勝地です。その特殊な地形と自然を、手漕ぎボートに乗って間近で楽しむことのできる場所です。

「手漕ぎ」と言っても、漕いでくれる人が同乗しますのでご安心を。チャンアンでは、1人約1000円で2時間のボートでの旅を体験できました。

行き方はバスかタクシー

2人でタクシーは割高なので、バスで行くことにしました。

ハノイの高速バスは安いです。ハロン湾のクルーズに参加するための港へ向かった時に利用した予約サイトで見てみると、700円くらいでチャンアン付近(ホアルー)まで行ける様子。ホアルーからチャンアンまでは、タクシーで10分なので、目の前のようなものです。

  • ベトナム長距離バス予約サイト:vexere.com
    • 実際にハロン湾へ行くときに利用したサイトなので、ちゃんとしたサイトだとは思います。

問題は、ホテルから長距離バスステーションまでが、地味に遠いこと。タクシー必須です。

渋滞でバスの時間に間に合うのか心配しながらバスステーションに向かい、着いてからも、ぼったくられないタクシーを探すのは…疲れますね。ハロン湾クルーズであまりメリットを感じなかったので、完全自力ルートは断念して、別ルートを検討。

ツアーのバスで移動だけする

宿泊していたホテルの方に「チャンアンに行きたいんだが、ツアーは嫌いなので参加したくない」と相談すると、観光ツアーのバスだけに乗せてもらえることになりました。1人往復20USDです。

Wati Travel(ツアー会社)のバイディンとチャンアンを巡る旅(1人60USD)
の「バスのみ乗車(往復20USD)」。個人的には、とてもおすすめです。ツアーに参加しない理由は、ツアーが苦手だから、バイディンに興味がないからです。

具体的には、以下の流れで移動させてもらいました。

  1. バスがホテルの近くまで迎えに来てくれる
  2. ツアーはバイディンへ向かうので、分かれ道の手前で下ろしてもらう
  3. 手配されたタクシーが降りたところに待機していてチャンアンに直行(交渉不要、80000ドン)
  4. 帰りはチャンアン観光を終えたで同じツアーバスに乗せてもらって帰る
  5. ハノイの希望の場所で降ろしてもらう

行きのバスから降りるとき、帰りの待ち合わせ場所が心配だったのですが、行けば心配いらないと言われた意味がよくわかりました。

ほかに間違う場所がなく、大して客もいないので、絶対に間違うことはなかったです。

ツアー会社のバスに乗せてもらうことがオススメな理由

ツアー客の方には、降りる時間1分ほどご迷惑おかけしてしまいました。

ツアー会社としたらバスに乗せるだけで40USDだったので、Win-Winとさせてください。

私が感じたツアー会社のバスに乗せてもらってチャンアンに行くことがおすすめな理由は3つあります。

  • 手軽かつ安く楽しめる
  • 安心して移動できる
  • ガイドさんが面白かった

手軽かつ安く楽しめる

タクシー、バス、タクシーの行程を往復予約し、ぼったくりに警戒しながら
旅するのは心が疲れます。完全にぼったくられずに、前述の行程をクリアすれば、確かに最も安いルートにはなります。でも、心労分を考えると、最も安いルートが「コスパが良い」とは限りません。これは私が、ハロン湾クルーズへの道で学んだことです。笑

安心して移動できる

このツアーバスを利用して助かったのが、ガイドさんがタクシーを手配してくれたことです。ツアー会社の評判も大切なはずなので、変なタクシーは呼ばれません。

ど田舎で、営業しまくる怪しいタクシーより、ずっと安心です。私は途上国の交渉タクシーが気疲れしてしまうので、とても苦手でした。なのでありがたいサービスでした。

また、帰りもハノイの旧市街付近の好きな場所で下ろしてくれます。どのへんで降りたいか、ガイドさんに伝えると、希望の場所で降ろしてくれるという自由さなので、ハノイに入ってからのタクシーの手間も省けました。

ガイドさんが面白かった

これは、本来ツアーの楽しみなんでしょうけども、バス内でのガイドさんの話が勉強になりました。

チャンアンの「チャン」は長い、「アン」は平和、という意味で、とても穏やかな土地であることが想像できる土地なんだそうです。

それ以外にも、ツアー客を巻き込んで上手に盛り上げてくれるので、ツアー客通しで仲良くなれたりする楽しいツアーだったんだろうと思います。私はのんびり自分勝手に動きたいのでツアーは苦手ですが、ツアー好きの方にはおすすめできそうなツアーでした。

以上、ハノイから日帰りで行ける「陸のハロン湾」チャンアンへの行き方でした。ここはおすすめの場所なので、ハノイに行く際はぜひ訪れてみてください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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