12月にベトナム・ハノイに夫婦で旅行に行ってきました!
東南アジアの途上国は、交通事情に関してどこも同じような問題を抱えています。それは大渋滞。
でも、いろんな国行ってみて思うのは、渋滞という現象は同じでも、運転マナーや常識、空気の汚染具合は結構違うということ。
ということで、ハノイの交通事情や治安について、感じたことをご紹介していきます。
クラクションをウインカー代わりに活用
ハノイに来てまず驚いたのは、クラクションを鳴らしまくる車たち。
タクシーの運転手が急に、やたらとクラクションを鳴らしまくるので、まずはそれに驚きます。特別イラだっている様子もないし、気性が荒そうな人でもないんですが、ことあるごとに鳴らします。
しかも、短く鳴らすのではなく、長めに押すので、落ち着けることがありませんでした。日本とは全く違うマナーで運転されています。よくこれで事故が起きないなぁと思うほどの、激しさ。
インド等だともっとすごいのでしょうけど、タイやマレーシアの都会は、これほど荒れ狂った運転ではなく、比較的普通だったので驚きました。
車線なんてあってないようなもので、対向車線にいるバイクでも、隙間があればこちらの車線に入ってきます。
歩道を歩くのにも一苦労
ハノイの観光客が集まる旧市街の歩道は、ガタガタで、コンクリートがめくれ上がったような状態になっています。水たまりを気にして、スニーカーではなく、モンベルの軽い登山用の靴で来てよかったです。登山用の靴であれば、底が固くしっかりしているので、多少のでこぼこは平気ですので。
歩道の状態だけではなく、歩道に駐車された大量のバイクや話し込むために座っている現地の人という障害物を避けながら歩くのも大変でした。
道を横断するのには勇気とコツが必要
道を横断することに関しては、町に入ってすぐ危険を感じました。ハノイでは、バイクも車も歩行者のために止まってはくれません。なおかつ、ひっきりなしに通っているので、無理矢理渡るしかありません。
ハノイ在住の日本人に、歩く時のコツを教えてもらいました。それは一定の速度で止まらずに歩くこと。びくびくして、止まったり動いたりを繰り返すより、一定の速度(基本ゆっくりになります)で歩いた方が良いそうです。
ハノイの町を歩くと我々歩行者とバイク、車の距離が近いので、最初は怖かったのですが、段々慣れしまいました。
スマホで町中を撮影していると、スマホやバッグをひったくられるという事件があるそうですが、それも納得な距離感です。なので、常に気を付けながら町は歩きました。
最終的に、一度もひったくられそうになることは、ありませんでした。
治安は悪くない印象
ハノイの街中を、1,2時間歩いた限り、治安自体は悪くは感じません。至るところに外国人がいて、観光地なんだなと分かりました。
道端に座り込んでいる人も、ホームレスなのかと最初は驚きましたが、ただ座って友人と談笑しているだけらしいので、安心です。
むしろ、あちこちで人が座って楽しそうにおしゃべりしているので、座り込んでいる原因がわかってからは安心材料になりました。
全体として、交通状況は悪いですが、治安は悪くありません。
ですので、慣れれば大丈夫だけど、最初はちょっと不快なこともある、そんなところがハノイでした!
車が多すぎて、ひかれて死ぬほどのスピードは基本出ていないのですが、ケガする人はいるんじゃないかと思います。ハノイに行くときは、お気をつけて。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
※この記事は2017年当時の内容です。