ミャンマー|ゴールデンロックのその先!ベトナム人直伝のご利益のあるお参り

ミャンマーで2番目に重要なお参りスポットであるチャイティーヨのゴールデンロック。金色の巨大な岩が落ちそうで落ちない奇跡は、神様が髪の毛で引っ張って落ちないようにしている、との言い伝えのある神聖な場所です。

ミャンマー人の友人と一緒にお参りに行ったので、ミャンマー人に教えてもらったゴールデンロックの正しいお参り方法を時系列でご紹介します!

ゴールデンロックの先のお釈迦様を拝むのが真のお参り


正しいお参りとは、ゴールデンロックに行くだけではご利益はないんだそうです。一般の観光ツアーだとゴールデンロック見て終わりになりそうです。

でも、その先にあるお釈迦様まで足を運んで拝まなければいけないのです。そのお釈迦様の場所がまた独特で、忘れられない経験になりました。

ちなみに普通のゴールデンロックまでの道のりはこちらでご紹介しています。

正しいお参りの方法については、友人のミャンマー人から聞いたことなので、その信憑性は謎です。

しかし、行き着いたお釈迦様エリアには、かなり多くのミャンマー人がいたことから、ミャンマー人的には超有名スポットです。現地の人と同じ楽しみ方をしたい方は、是非ここまでお参りしてください!

では、ここから正しいお参り手順を時系列でご紹介します。

ゴールデンロックに金箔を貼りつける

トラックバスに揺られて山を登るとゴールデンロックのメインエリアに到着します。

しばらく道なりに進むと、靴を脱ぐエリアがあります。神聖な場所は靴を脱ぐところも多いです。ここまで歩けばゴールデンロックは目の前です。大きいのですぐにわかります。

金箔購入場があるので、そこで金箔を購入しましょう。ゴールデンロックに金箔を貼り付けて、お参りします。女性は触ることを許されていないので、男性に代わりに貼ってもらいます。岩の右端に金箔を貼っているたくさんの人が見えるでしょう。全部男性です。

これが岩の接地面。確かに傾いている・・・。チリのように飛んでいるのは金箔の貼ってあった紙です。

ゴールデンロックからさらに奥へ20分間階段を降り続ける

さらに広場を奥に進んだところに、先ほど脱いだ靴を、履いてOKな下り階段があります。左右にたくさんのお土産屋さんがあるなか、階段を下り続けること20分。一本道なので迷いませんが、階段の段差ひとつひとつが大きく、帰り道の体力がかなり心配になりました。この苦労なしに、ご利益なしであるということなのでしょう!修行のようなものですね。

山の景色が綺麗な小さなお祈りスポットを発見。ゴール?違いました。

ここを越えて、更に下ると人だかりを発見。みんなコインを投げて遊んでいます。文字の書いてある岩の上にコインを投げ入れられれば願い事が叶う的なやつです。楽しそう。でも、これが目的ではありません。

目的地はコインの雨の中

そのコインの落下地点の下にある行列が、重要お参りスポット。岩の隙間。まるでダンジョンです。本物の岩の隙間です。拝み待ちで、列にならんでいると普通に抜かされますし、岩に乗せるのに失敗したコインが、雨のように降ってきて非常に危険。日本ではありえない光景にも、微笑みながら待機するミャンマー人をみて心が洗われました。

岩の隙間に突入

順番が来ると、ここでも裸足になることを要求されます。野外の岩の隙間に入るのに裸足は、ちょっと汚いような…と思いつつ、さっと従い靴は外に置き去りにして岩の間へ。

靴を持てるスペースはありません。入口だけ狭くて、中は広いのかもと思いきや、狭い!かなり細身貧乳の平たい体型の私でも、うう狭い…となる狭さ。でも、結構太めなおばちゃんも、180センチ以上のお兄さんも入ってたのでやればできるみたいです。

蒸し暑い岩内を少し進むと小さなお釈迦様が。こちらにお祈りをすることが、真のお参りなのです。
正直わあ、きれい!!とかという感動は、ありません。美しさとか、絶景とかではありません。

ここまで足を運び、狭い岩に入り、正座をしてお祈りをする。ここまでやるミャンマー人たちの姿に、宗教ってすごいなぁと感心させられるイベントでした。

これほど大変な思いをしてまで叶えたい願いがある人は、努力できる人だから、きっとその願い事は叶えることが出来るんだろう、だからここまで来なければ正しいお参りではなく、安易なお願いは叶わない、ということに、なるのだろうと思いました。

帰りの上り階段は過酷な修行

20分下り続けた階段を上るのは修行です。男性と行ったので体力差がありすぎて、荷物は全部持ってもらいつつ、何度も休憩しながら登りました。荷物を持ってくれた友人よ、ありがとう。

体力に自信がない人は杖を持って行った方がいいです。ぜーぜー言いながらも登り切ったら、帰りも一本道なのでまたゴールデンロックの広場に戻ります。

広場は平らです。激しい運動のおかげか、平らなゴールデンロックの広場を歩いていると、清らかな気持ちになりました。

これがお参りの成果!ではなく、運動のおかげなんですけど、昔の人はそんな風に思ったのかもしれません。何のおかげであっても、気持ちがいいことには変わりないです。苦労した先で味わう気持ちよさは格別でした!

最後まで読んでくださりありがとうございます。

せっかくヤンゴンに来たならネピドーへの鉄道旅も面白かったので読んでみてください。

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